それではまずは気になるお金について、失業保険についてみていきましょう。
失業保険という名前を耳にしますが、
正式には、雇用保険の失業等給付の中にある「求職者給付」という制度です。
…説明が長いですね。笑
でもハローワークの資料で「求職者給付」として案内されていますので、
覚えておくと良いかなと思い記載しました。
このページでは、求職者給付の中でも、「基本手当」と「高年齢求職者給付金」の説明を行います。
なお、「基本手当」、「高年齢求職者給付金」以外の制度としては、
短期特例被保険者と呼ばれる方が該当する「特例一時金」、
日雇労働被保険者と呼ばれる方が該当する「日雇労働求職者給付金」というものがあります。
「基本手当」と「高年齢求職者給付金」の違いは、退職時の年齢です。
退職時65歳未満であれば基本手当、退職時65歳以上であれば高年齢求職者給付金の対象となります。
それでは「基本手当」、「高年齢求職者給付金」が受け取れるかどうか、確認してみましょう。
まずは雇用保険に加入していることが前提です。
雇用保険は一般的に1週間に20時間以上働く人が加入できる制度です。
自分が雇用保険に加入しているかどうかは、給与明細を見てみましょう。
雇用保険料が給料から天引きされているようであれば加入しているでしょう。
給与明細を無くしてしまった場合でも、ハローワークに行くと調べてもらえます。
(ハローワークに行く際は身分証明書を持参しましょう。)
よかった 雇用保険料が天引きされている。
と思った方ももう少し確認が必要です。
全員が失業保険(「基本手当」、「高年齢求職者給付金」)をもらえる訳ではありません。
退職理由、雇用保険に加入している期間によってもらえるもらえないが変わります。
長くなってしまったので、②に続きます。
※この記事は2022年6月現在の法律に基づいて記載しています。