それでは 失業保険のまとめです。
①失業保険がもらえるかどうか確認する。
1.雇用保険に加入しているかどうかを確認。
その方法は、
・給与明細から雇用保険料が引かれている
・ハローワークで確認する
2.雇用保険に加入している期間が一定以上あるか確認。
・自己都合退職:過去2年間に12ヶ月以上、雇用保険に加入
・会社都合、正当な自己都合:過去1年間に6ヶ月以上、雇用保険に加入
※離職日から遡って、お給料のもととなる日が11日以上ある日を1ヶ月と数える
②どのくらいの期間もらえるのか確認する。
1.退職時、65歳未満の方
・自己都合退職:90日~150日
・解雇など:90日~330日
2.退職時、65歳以上の方
一時金で30日分又は50日分
※1日の金額は離職票をもとに、退職時の給与の45~80%程。
③注意点
・65歳未満で老齢年金を受給している方は併給ができない。
(年金が一旦停止される。詳細はお近くの年金事務所にご相談くださいませ。)
・社会保険の扶養の要件の「130万円」「180万円」には、失業保険の金額もカウントされる。
なお、課税所得には含まれません。
いかがでしたでしょうか。
4回にわたっていわゆる失業保険について、お届けしました。
失業保険の受給に必要な期間、雇用保険に加入しているかどうかで
もらえるもらえないが変わったり、もらえる期間が変わったりしますので
参考になりますとうれしいです。
さて、次は「保険証はどうなるの?」をお届けします。
※この記事は2022年7月現在の法律に基づいて記載しています。