退職ー失業保険編④まとめ

それでは 失業保険のまとめです。

 

①失業保険がもらえるかどうか確認する。

1.雇用保険に加入しているかどうかを確認。

その方法は、

・給与明細から雇用保険料が引かれている

・ハローワークで確認する

2.雇用保険に加入している期間が一定以上あるか確認。

・自己都合退職:過去2年間に12ヶ月以上、雇用保険に加入

・会社都合、正当な自己都合:過去1年間に6ヶ月以上、雇用保険に加入

※離職日から遡って、お給料のもととなる日が11日以上ある日を1ヶ月と数える

 

②どのくらいの期間もらえるのか確認する。

1.退職時、65歳未満の方

・自己都合退職:90日~150日

・解雇など:90日~330日

2.退職時、65歳以上の方

一時金で30日分又は50日分

※1日の金額は離職票をもとに、退職時の給与の45~80%程。

 

③注意点

・65歳未満で老齢年金を受給している方は併給ができない。

(年金が一旦停止される。詳細はお近くの年金事務所にご相談くださいませ。)

・社会保険の扶養の要件の「130万円」「180万円」には、失業保険の金額もカウントされる。

なお、課税所得には含まれません。

 

 

いかがでしたでしょうか。

4回にわたっていわゆる失業保険について、お届けしました。

失業保険の受給に必要な期間、雇用保険に加入しているかどうかで

もらえるもらえないが変わったり、もらえる期間が変わったりしますので

参考になりますとうれしいです。

 

さて、次は「保険証はどうなるの?」をお届けします。

 

※この記事は2022年7月現在の法律に基づいて記載しています。